即興型学習研究会2016-1の事業報告
即興型学習研究会2016年度第1回スナップ&レポート
★午前の部(すぅさん)
①タイムサークル
②スケールライン&マニアックライン
③連想せーの×好きなものなぁに?
なってみたいおとぎ話の主人公を選んで口ぱくで伝える
「失敗してもいい、と伝えるために、みんなが失敗するプログラムを」
④ミミズの体操
み・み・ず・の・た・い・そ・う、オイッチニ・オイッチニ…
⑤グーチョキパー
利き手が勝つように、反対の手を出す。
出ていないものを足で出す。
⑥2拍子、三拍子
⑦ポーズde椅子取り
椅子に座りたいふたりが椅子を奪い合う。座っている人は、細かいキャラクター設定をする。ことばは使わない。
⑤声だしじゃんけん
2人組でじゃんけん。2人が出していないものを声に出して言う。
先に言った方が勝ち。
(例)
Aさんグー、Bさんパー⇒「チョキ!」
Aさんパー、Bさんチョキ⇒「グー!」
Aさんチョキ、Bさんチョキ⇒「グー・パー!」
⑥出世じゃんけん
たね⇒双葉⇒花
声出しじゃんけんで勝ったら出世できる。負けたら1つ戻る。
同じレベル同士のみじゃんけんできる。(たねVSたね、双葉VS双葉…)
花まで出世したら、ラスボスとじゃんけんし、勝ったらあがり、負けたら戻る。
⑦インプロしりとり
しりとりのタブーをすべてなくす。
とにかくテンポよく回していく。
テーマを限定してみるのも面白い。(例)地酒の名前
⑧ワンワードモノローグ すごい自慢!
隣の人が何を言っても、褒めない、けなさない。
ある「もの」になりきって自分を自慢する。
一言だけを話してつなぐ。
いろんな種類のボールを用意する。
「これは、双子の、よくはずむ方の、バスケットボールです。」
⑨午前のまとめ
(すぅさん)
即興やるとどんないいことがあるの?と聞かれる。
誰もがここにいていいという場所を作れること。
誰もが楽しめそう、チャレンジできそう、と思うにはその人数に応じたプログラムが必要。
「誰もがここにいていい」という場ができると、学びの場(クラスカルチャー)ができる。
鞭を叩かなくても、楽しいから自然とチャレンジする。
相手のことばをよく聞かないといけないプログラムだから、聞こうとする。
一緒に作ろうとするプログラムだから、協力するカルチャーができる。
⑩ミーティンググリーティング
いつもは最初にするワーク。
★午後の部(まつぞうさん)
①PETA(フィリピン教育演劇協会)について
リアルなことを演劇的に取り上げる。
イメージシアター(彫像演劇。静止画を用いる)
フォーラムシアター(討論劇)
見えない演劇(街の人々を巻き込む)
②ウォームアップ
**手のひら催眠術
A・Bペアになる。Aは自分の手のひらを自由に動かし、Bの頭はひたすらAの手のひらについていく。
**ポーズ
1人で:喜・怒・哀・楽(しい)をそれぞれポーズで表現。
2人で:一緒に喜びを、一人が悲しみ一人が自由を表現。
3人で:ひとりが悲しみ二人が自由を表現。
コマ送りで動いてみる。
③イメージシアターを体験
テーマ:即興型学習に興味のあるコミュニティ
3つの場面を静止画で表現しながら、自分たちの現状や願望を知り、その解決策を探っていく
A.現状の学習や教育の現場にはこういう課題がある(1グループ)
B.即興型学習を進めて行くうえでこういう課題がある(1グループ)
C:即興型学習によってこうなってほしい(2グループ)
**各グループの静止画を見て、観客として感じること・気づくことをシェア。
**Aの場面を掘り下げる。
共感できるポーズ、マネしてみたいポーズは?観客が静止画に参加する。
観客がオリジナルメンバーの代わりにポーズをして静止画をつくる。
静止画からコマ送りで動いてみる。
オリジナルメンバーに戻ってコマ送りで動いてみる。
④質問タイム
⑤フリートーク
年度初めに即興型学習を取り入れるとき気をつけること。
自由にグループを作って分かち合い。
⑥次回の予告
合宿7月2日・3日@長居ユースホステル
メインファシリテーター:すぅさん
ゲストファシリテーター:伽羅さん