第3回英語落語台本音読の会

一般の落語ではお話の登場人物を上手と下手で表し表情や動きもつけてお話を伝え笑わせます。
演者がパネルの後ろに隠れたらどんな風に伝わるのでしょう。
昨年の音読の会では皆さん初めての体験に演者も観客も味わったことのない感覚を味わいました。
音読でお話を伝えるということは文字通り「音」だけが伝える手段です。
英語という部分のポイントは「一つ一つの言葉をはっきりと発音している」「息をたくさん使っておなかからしっかり声が出ている」です。

そして、お話の内容と言葉の意味を十分に理解し、登場人物の気持ちを想像して、こころとくっついて発せられた「音」は気持ちを伝えます。

目の前にはパネルしかないのに、その奥で語られている情景が眼に浮かびます。語る側、聞く側両方の想像力が研ぎ澄まされた不思議な体験となりました。

ぜひ音読に挑戦してください。英語落語の経験者の方も、音だけの落語にも挑戦してもらいたいです。

きっと新しい発見があると思います。皆さんのご応募をお待ちしています。