柳瀬陽介先生 講演会
英語は「ことば」であり、「ことば」は人間形成の根幹であり、社会の中での人間の営みに関わるものである。
だが、「ことば」は「こころ」に結びついていなければ、単なる記号形式にすぎず、子どもの身につかない。
また、そんな形骸化した記号形式をいくら発音しても、それが「ことば」として他人を動かすことはない。
「こころ」とは、人間が自らの「からだ」で実感している気持ちのことである。
「からだ」の内部で何かが動き始めて、はじめて「こころ」が生まれる。
「すべてのこどもたちを連れていく」ために「からだ・こころ・あたま」を使った能動的な学びとは、
どういうものか。
授業では、どのように生かすことができるのか。科学知と実践知が融合する貴重な機会です。
柳瀬先生にどんどん質問して、わかりやすく教えていただきましょう。
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日時:2015年8月10日(月) 9:45~15:00
会場: 大阪市立総合生涯学習センター第2研修室
大阪市北区梅田1-2-2-500 大阪駅前第2ビル 6F
http://osakademanabu.com/umeda/
参加費:2,500円
参考図書:「小学校からの英語教育をどうするか」 岩波ブックレット
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柳瀬陽介先生プロフィール
広島大学大学院教育学研究科教授、博士(教育学)
専門は英語教育学
ブログ「英語教育の哲学的探究2」
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主な著書
「第二言語コミュニケーション力に関する理論的考察」 渓水社 2006年
「成長する英語教師をめざしてー新人教師・学生時代に読んでおきたい教師の語り」 京編著、同、2014年
ほか